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レンジ相場とは?見分け方やトレード手法、おすすめインジケーターを紹介

FX取引の相場は、大きく分けてレンジ相場(ボックス相場)とトレンド相場の2種類で構成されます。
値動きに方向性があるのがトレンド相場、一定の場所に留まるのがレンジ相場です。

両者は互いにチャートの中で織り混ざり、交互に出現しながら相場を形成します。
しかしその性格は大きく異なるため、それぞれに応じて取引の手法を変えないと、FXで利益を上げることは難しいでしょう。

中でも相場全体の7割を占めると言われているのがレンジ相場です。
そのため、FXではレンジ相場をいかに攻略するかが重要になります。
しかし初心者の場合、レンジ相場での取引手法が分からない人も多いでしょう。

またレンジ相場は必ずしも分かりやすい形だけではありません。
時には相場がトレンド状態にあるのか、レンジ状態にあるのか、迷うこともあるはずです。

そこでこの記事ではレンジ相場の特徴やパターントレンド相場との違いや見分け方発生しやすい時間帯などをお伝えします。
さらにレンジ相場における売買のタイミングや、活用できるテクニカル指標やインジケーターなどもご紹介するので、実際の取引に役立ててください。

ココがおすすめ


レンジ相場とは

ポイント

レンジ相場は別名「持ち合い相場」や「保ち合い相場」「揉み合い相場」、古くは「往来相場」などとも呼ばれ、相場の値動きの状態を示す言葉です。

「レンジ」は英語で「range」と表記し、「範囲や幅」を意味します。
その名の通り、一定の上下幅で価格の往復が繰り返されるのがレンジ相場です。
箱の中に収まってるようにも見えることから「ボックス相場」という言い方も一般的になっています。

名前は色々ありますが、いずれも決まった範囲で上下に動いてそこから飛び出ず、特に方向性の見えない相場です。
ただ英語では「Sideways Trend」と呼ばれることもあるように、見方によっては「横向きに進んでいる」とも言えるでしょう。

レンジ相場の価格の動きと心理

レンジ相場では、基本的に上下に2本のラインが生まれ、その中間を価格が往復します。
価格帯の上に当たるラインを「上値抵抗線=レジスタンスライン」と言い、下に当たるラインを「下値支持線=サポートライン」と呼びます。

価格がレジスタンスラインの近くまで上がって来ると、売りの圧力が強まり、価格は下向きに切り替わります。
理由となるのは、まず安値で買ったトレーダーは、この辺りで売って利確をしたくなるからです。
そして、そこから価格が落ちることを見越し、新規で売りポジションを持つ人も出てきます。

逆に、レジスタンスラインを超えると予測したトレーダーは、買いポジションを立てるので含み損を抱えるでしょう。
それが投げ売りされることで、さらに価格を押し下げる力が働きます。

次に、価格がサポートラインの近くまで下がって来ると、今度は買いの圧力が強まります。

まず、売りポジションの多くは、この辺りで買って利益を確定させます。
結果、ライン際で価格が上昇方向に切り返すことを見越し、新規で買いポジションを持つトレーダーも出てきます。

さらにここでも、サポートラインを超えると予測し、売りポジションで入ったトレーダーがいるでしょう。
しかしラインを超えないと分かった時点で、やはり損切りに走ります。
「高くてもいいから買ってくれ」という状態が、価格をさらに押し上げる力になるわけです。

このように、レンジ相場は値動きによって生まれた2本のラインを、多くのトレーダーが認識することから始まります。
そこから上がってきたら「売り」を仕掛け、下がってきたら「買い」を仕掛けることで、上下の往復が続くのです。

レンジ相場の出現場所

レンジ相場は、出現する場所によって2つに分けられます。
同じような形でも、場所によって性格が異なるので、対応を変えた方が得策でしょう。

天井圏や大底圏

トレンド相場が終わりを迎え、天井圏や大底圏で形成されたレンジ相場です。

テクニカル分析やファンダメンタルズ分析から、この辺りが価格の上限や下限に近いと判断するトレーダーが多くなり、売り買いの勢力が均衡して発生します。

トレーダーが持っていたポジションの精算も進むため、レンジ相場が続くほど、それまでの上昇や下降の圧力が消えていくのが特徴です。
そして最終的にはトレンドの転換点となり、逆方向に反発していく可能性が高まります。

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トレンドの中段

トレンド相場が続いた後、一旦休憩に入ったような状態で形成されるレンジ相場です。

天井圏や大底圏と違い、多くのトレーダーはまだトレンドが続くと予測しています。
直近の安値や高値から、完全な天井圏や大底圏ではないと判断されるケースもあるでしょう。
ただし一旦材料が尽きたり、一定の上昇や下降を果たしたりしたことで、ポジションの解消もある程度は進んでいます。
そのためトレンドの勢いが削がれており、相場から方向性が失われたので、これからどう動くか多くのトレーダーが様子見をしている状態です。

しかしポジションの解消が十分されておらず、さらに新しくポジションを立てる勢力もあるなど、トレンド継続の力は尽きていません。
その結果、再びトレンド方向に回帰していく可能性が高まります。

レンジ相場の種類

一口にレンジ相場と言っても、何種類かのパターンが存在します。
一般的なレンジ相場は冒頭であげたように、2本の水平線に挟まれた範囲で価格が往復していくパターンです。
このパターンはラインが平行になるので、誰でも見つけやすいと言えるでしょう。

しかし実際には、ラインが水平線にならないレンジ相場もたくさんあります。
これを見逃してしまうと、レンジ相場への対処も中途半端になるので、しっかり把握しておきましょう。

アセンディング(上昇)トライアングル

安値が切り上がる形で上昇していき、高値はレジスタンスラインで水平に抑えられているパターンです。
この場合、最終的に上方向にブレイクする可能性が高くなります。

ディセンディング(下降)トライアングル

高値が切り下がる形で下降していき、安値はサポートラインで水平に抑えられているパターンです。
この場合、最終的に下方向にブレイクする可能性が高くなります。

シンメトリカルトライアングル

高値のレジスタンスラインが徐々に切り下がり、安値のサポートラインは徐々に切り上がることで、二等辺三角形のような形になるパターンです。
明確な上下の傾向がないため、最終的にどちらに抜けていくかは想定が難しくなります。

上昇フラッグ

2本のラインが共に上昇していき、互いの間隔は平行を維持しているパターンです。
上昇トレンド中に発生すると、そのまま上がる可能性が高まりますが、下降中に発生すると最後に反発して逆方向に下に抜けることもあります。

下降フラッグ

2本のラインが共に下降していき、互いの間隔は平行を維持しているパターンです。
下降トレンド中に発生すると、そのまま下落する可能性が高まりますが、上昇中に発生すると最後に反発して上に抜けることもあります。

上昇ウェッジ

トライアングルとフラッグの中間で、2本のラインが共に上昇しますが、互いの間隔が次第に狭まってくるパターンです。
そのまま行けば最終的にはトライアングルになりますが、実際にはかなり手前でいずれかに抜けます。
方向性は上下、どちらも可能性があります。

下降ウェッジ

2本のラインが共に下降し、互いの間隔は次第に狭まってくるパターンです。
抜ける方向性はどちらにも可能性があります。

レンジ相場が発生しやすい時間帯

FXには時間帯によって値動きの傾向があります。
市場が開いた直後は活発な取引が生まれ、トレンドも発生しやすい状態です。
しかし終盤になると落ち着きを見せ、膠着状態になることが多くなります。
つまり、レンジ相場が発生しやすくなるということです。

特に「三大市場」と呼ばれる、日本・ロンドン・ニューヨークの各市場の取引時間は、値動きと密接に関わってきます。
それらの市場がオープンする時間を避けるだけでも、傾向を活かすことができるでしょう。

具体的にレンジ相場が発生しやすい時間帯は、下記のようになっています。

深夜0時〜8時30分頃

ニューヨーク市場は、日本時間の午後22時30分から翌朝5時まで(冬時間は午後23時30分から翌朝6時まで)開いています。
オープン直後は値動きが激しいのでレンジ相場には向きません。
落ち着きを見せるのは、深夜0時を回った頃です。

そこから東京市場が開く午前9時まではレンジ相場向きの値動きになります。
ただし実際には市場がオープンする30分くらい前から価格が動き出すこともあるので、間際は避けた方が良いでしょう。

午前10時30分~午後15時30分頃

東京市場が午前9時に、次いで上海や香港、シンガポールなどが11時にかけて順次オープンしていきます。
特に東京市場の最初の1時間は値動きが活発です。
金融機関が外国為替取引をする際の基準を午前9時55分の価格を参考にして決めることもあり、この時間が過ぎるまでは静観しましょう。

その後、ロンドン市場が開くまではレンジ相場向きの展開になります。
午後になると他のアジア市場も落ち着くので、狙い目の時間帯です。

そもそも東京市場は、他国の市場に比べてレンジ相場が多くなると言われています。
これは、欧米のトレーダーはトレンドを追いかける順張りを好むのに対し、日本のトレーダーはレンジ相場での逆張りを好むとされるからです。

夜18時~22時頃

夕方になると、欧州市場が開き、再び値動きが活発化します。
特にロンドン市場が開く午後16時(冬時間では午後17時)からしばらくは静観です。

値動きが穏やかになるのは、経済指標の発表なども概ね終わる、18時前後が頃合いになります。
そこからニューヨーク市場が開く、午後22時30分(冬時間は23時30分)までは、値動きが穏やかな傾向です。
実際はその少し前となる午後22時頃までが狙い目になります。

まとめると、1時〜8時30分・10時30分~15時30分・18時~22時、合計16時間30分がレンジ相場向きの時間帯です。

時間の幅はあくまで目安ですから、常にそうなるということではありません。
ただ「相場の7割はレンジ相場」とも言われますが、24時間の7割は16.8時間となるので、あながち外れてもいないでしょう。

指標等の発表前もレンジ相場が生まれやすい

注目度の高い指標の発表前や世界首脳の会見など、あらかじめ日程の決まっているイベントを控えた時期も、レンジ相場が出やすい場面です。

特に連邦準備制度理事会(FRB)が開く連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や、毎月第1金曜日に発表される米国の雇用統計は、市場に大きな影響を与えます。
多くのトレーダーがリスクを避けて様子見に入るので、相場は大きく動きません。
そのため、明確な方向性のないレンジ相場が続く可能性が高いのです。

ただし、それらの発表が近づくに連れ、取引量は増える傾向にあります。
そしていざ発表が出ると市場に結果が反映され、相場が動く流れになりやすいので、そこに巻き込まれないことが肝心です。

レンジ相場が発生しやすい通貨

通貨ペアによっても、レンジ相場が発生しやすいかどうかに差があります。
通貨の価値や価格が安定しているほど、レンジ相場が発生しやすくなるからです。

通貨が安定していないと乱高下を繰り返したり、一定方向にトレンド状態が続いたりするので、レンジ相場が出にくくなります。
一方、安定した通貨同士のペアなら、小さな上下動を長く続けるような相場になるでしょう。
また、売り手と買い手が同じくらい存在し、多くの流通が行われていることも重要です。

例えば、米ドル/円などの通貨ペアでは、そうした条件が整っているので、レンジ相場が発生しやすくなります。
トレンド相場が発生しても、売り手と買い手のバランスが取れているので、レンジ相場に戻りやすくなるのです。

逆にレンジ相場が出現しにくいのは、新興国のマイナー通貨など。
経済や政治が不安定なため、何か起きると価格が急激に変動します。
取引量も少ないので、特定の機関投資家などの売買が価格に影響を与えることもあるでしょう。

レンジ相場とトレンド相場の見分け方

相場の7割はレンジ相場と言われるものの、実際にはレンジ相場かトレンド相場か、見分けにくい場合もあるでしょう。

トレンド相場は一方向に伸びていくため、「トレンド相場でなければレンジ相場」という言い方もあるかもしれません。
しかし、そこまで単純にしてしまうと、初心者は逆に混乱してしまうかもしれません。
「今はトレンド相場である」ことを証明しないといけないからです。

そこでここではレンジ相場とトレンド相場の見分け方について、いくつかの方法をご紹介します。

  1. 高値や安値で見分ける
  2. 移動平均線で見分ける
  3. ボリンジャーバンドで見分ける
  4. ローソク足の数を使う

ココがおすすめ

①高値や安値で見分ける

レンジ相場は、レジスタンスラインとサポートラインの2本のラインで構成されます。
判断しにくい場面の多くは、そうしたラインが引きにくかったり、トレンド相場にも見えてしまうケースが考えられるでしょう。
しかし形状がどうでも、「レンジ相場は2本のラインで構成される」という原則は通用します。

それを確認するには、ともかくチャートの安値同士や高値同士を結んでみないと始まりません。
それらの方向性が弱い場合は、レンジ相場と見なせます。

上図のような場合、2本の平行ラインは引けますが、微妙に角度が付いているのが問題です。
右上がりだと言えばトレンド相場とも解釈できます。

しかし、これだけの往復を繰り返しても、最初に付けた高値(赤い丸)をいつまで経っても安値(緑の丸)が更新できていません。
超えるどころか、半分にも遠い状態です。
これではトレンドが発生しているとは言えないでしょう。

②移動平均線で見分ける

手作業でラインを引くと手間になりますし、人によって引き方に違いが出ることもあります。
そこで自動で表示されるインジケーターを使えば、より客観的な指標になるでしょう。

最も扱いやすいのは、誰もが当たり前のように使っている「移動平均線」です。
移動平均線も設定によって様々なラインが引けますが、絶対的な基準数値はありません。
ただ比較検証しやすくなるため、複数の移動平均線、出来れば短期・中期・長期を示す3本程度を表示させると良いでしょう。

3本全てが同じ方向を向くとパーフェクトオーダーとなりますが、そこまで行かなくても、3本とも方向性が見えない状態ならばレンジ相場と判断できます。
「トレンド相場でなければレンジ相場」という考え方です。

3本の順番が定まらず、値動き(ローソク足)を中心にして絡み合っているようなら、トレンド相場とは言えません。
そもそもトレンド相場では、移動平均線はローソク足から離れて推移することが多くなります。
仮に交差しても、そのまま逆方向に素早く抜けるため、何回も絡むようになったらトレンドの終わりと見るべきです。

また「傾き」も大きな着目点です。
傾きがなく、3本がいずれも横向きに進んでいるなら、レンジ相場と言えるでしょう。

先ほどのチャートに移動平均線を乗せたものが下図になります。

明確な方向性がなく、3本が絡み合っているのが分かるでしょう。

ただし移動平均線を使った手法は、先ほどの「手動で引いたライン」に比べ、判断の精度が下がることは否めません。
そのため、他の手法と組み合わせて利用するようにしてください。

③ボリンジャーバンドで見分ける

ボリンジャーバンドはトレンド相場では、エクスパンションと言って示す範囲が広がります。
一方、レンジ相場になるとスクイーズと呼ばれる状態になり、示す範囲が狭くなります。

さらに移動平均線と同じく、バンドの傾きが大きければトレンド相場、小さければレンジ相場という判断も可能です。

上図は、先ほどのチャートにボリンジャーバンドを表示させたものになります。
比較のために少し範囲を広げていますが、前後に比べてスクイーズしており、傾きもほぼ水平になっているのが分かるでしょう。

特にバンドの縁に貼り付き、急激に上下に伸びる動きをバンドウォークと言い、強いトレンドの発生を示します。
このような場面は、レンジ相場の真逆にあると言えますが、前後の動きにバンドウォークが発生しているのも確認できます。

ただし多くの場合、価格はバンドの縁で反発して戻ってきます。
特にレンジ相場ではそれが顕著ですが、実際、そうした動きも見えるでしょう。

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④ローソク足の数を使う

最後に少し裏技的な方法ですが、一定期間のチャートにおけるローソク足のバランスから、レンジ相場かどうかを判断する方法もあります。

一方向に伸びるトレンド相場では、上昇トレンドならローソク足の多くは陽線になるでしょう。
もし下降トレンドならば、その多くは陰線になるはずです。
つまり一定期間のローソク足のバランスがどちらかに偏っていたら、いずれかのトレンド相場になっている可能性が高いと判断できます。

逆に、ローソク足の陽線と陰線が同じくらいのバランスだったら、その相場はレンジ状態になっている可能性が高いでしょう。

実際に先ほどのチャートで、陽線と陰線の本数を数えてみるとどうでしょうか?
レンジ状態にあると判断される青枠の範囲で見てみると、次のようになりました。

  • 陽線:64本
  • 陰線:54本

このことからも、全体としてやや右上がりでありつつも、この相場はレンジ状態にあると言えるでしょう。

レンジ相場攻略におすすめのインジケーター

一定方向に伸びるトレンド相場では、極論すればどこで買っても含み益が出るので、終盤で高値掴みさえしなければ誰でも利益を出せるチャンスがあります。
しかし価格が往復するレンジ相場では、買うべきポイントや売るべきポイントを発見しにくく、容易に損失を出してしまいます。

そこで必要となるのが、客観的な指標を出してくれるインジケーターです。
ここではレンジ相場での取引において、相性が良いインジケーターをいくつかご紹介します。

  1. RSI
    (Relative Strength Index)
  2. ストキャスティクス
    (stochastics)
  3. MACD
    (Moving Average Convergence/Divergence)

RSI(Relative Strength Index)

レンジ相場で有効に機能するのは、オシレーター系のテクニカル指標です。
オシレーター系の指標は、相場の過熱感を可視化し、売られ過ぎや買われ過ぎの状態を教えてくれます。

オシレーター系の代表格がRSIで、「相対力指数」とも呼ばれる指標です。
数値としては、70%以上になると買われ過ぎの状態なので「売り」のサイン、30%以下になると売られ過ぎの状態になるので「買い」のサインとなります。

上図のように、レンジ相場においては、非常に信頼性の高いインジケーターです。

また、実際の相場とRSIの動きの方向が逆になった状態をダイバージェンス(逆行現象)と言い、相場に先行して動きを示唆します。
ダイバージェンスの発生からしばらくすると、トレンドが終わって反転したり、レンジ相場に移行する可能性があるということです。

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ストキャスティクス(stochastics)

RSIと同じく、買われ過ぎや売られ過ぎを示すオシレータ系の指標が、ストキャスティクスです。
ストキャスティクスでは2本のラインが表示され、それらの数値やクロスで売買のタイミングが掴めます。

ラインには2つの組み合わせがあるのが特徴です。
「ファーストストキャスティックス」と呼ばれる指標では、「%K」と「%D」の2本のラインが表示されます。
相場の動きに素早く反応しますが、ダマシに遭う確率が増えるのがデメリットです。

また、「スローストキャスティクス」と呼ばれる指標では、「Slow%K」と「Slow%D」という2本が表示されます。
こちらは反応を緩める代わりに、ダマシを回避するよう作られているのがメリットです。

いずれも「D」系のラインが80%を超えたら買われ過ぎなので「売り」サイン、20%を切ったら売られ過ぎなので「買い」サインとなります。

また、20%以下のゾーンで「K」系のラインが「D」系のラインを下から上に抜いたら、ゴールデンクロスで強い「買い」サイン。
80%以上のゾーンで「K」系のラインが「D」系のラインを上から下に抜いたら、デッドクロスで強い「売り」サインになります。

上記はゴールデンクロスやデッドクロスでのタイミングを、チャートに合わせたものです。

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MACD(Moving Average Convergence/Divergence)

最後に紹介するMACDは、レンジ相場だけでなくトレンド相場でも使えるインジケーターです。
基本線である「MACD」と、その移動平均線である「シグナル」で構成され、それらの傾きや大きさ、交差などから相場状況を判断します。

「MACD」が「シグナル」を下から上に抜けたら、ゴールデンクロスで「買い」のサイン。
上から下に抜けたらデッドクロスで、「売り」のサインです。
また、これらのラインがセンターから大きく離れるほど相場の勢いがあり、トレンド状態にあると判断されます。

上図ではトレンド相場とレンジ相場の違いを見るため範囲を広げたものです。

レンジ相場では、MACDやシグナルが作る山や谷が小さくなり、センターを挟んでプラスとマイナスを頻繁に往復するようになります。
実際、トレンド相場では山や谷が大きくなるので、両者の違いが分かるでしょう。
このように、MACDは相場の入れ替わりを見極める用途にも使えるのが特長です。

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レンジ相場で利益を出すためのトレード手法

レンジ相場はトレンド相場以上に、策を練って挑まないと利益を取りにくい難しさがあります。
しかしポイントを押さえれば、初心者でも勝てる確率は十分あるので、最初から捨てる必要はありません。

レンジ相場で有効な取引手法は、2つあります。

  1. レンジブレイク後を「順張り」で追い、トレンドに乗る
  2. レンジ端の反発を「逆張り」で迎え撃ち、スキャルピングする

ここでは、それぞれにおけるトレード手法を解説します。

レンジブレイク後を「順張り」で追い、トレンドに乗る

レンジ相場では同じ幅で価格が往復しますが、いつまでも続くものではありません。
いずれはレンジの両端で折り返すことなく、そのまま突き抜けます。

これを「レンジブレイク」と言い、一旦発生すると、大きなトレンドに移行することも珍しくありません。
時には、溜め込んだエネルギーを放出するかのように、大きく離れていくのが特徴です。
またレンジ相場の期間が長いほど、ブレイク後の伸びも大きくなる傾向があります。

レンジ相場で最も目指すべき手法は、この「レンジブレイク」を狙うことです。
勢いを活用して順張りすれば、高確率で利益を獲得できます。
そのためにも再三説明している2本のライン、レジスタンスラインとサポートラインが重要です。

価格がそれぞれのラインの縁まで来たら、ラインを超えるか超えないかに注目します。
超えずに反転したら、レンジ相場が継続するので見送りです。

ラインを超えても、すぐに飛びつくのは控えましょう。
一瞬超えた後、すぐ元のレンジ内に戻ってしまうこともあります。

確実にレンジを超えたと判断するには、例えば時間足が閉じるまで待つことです。
また、飛び出た後に伸びが足りなかったり、次の時間足ですぐに戻ってくることもあります。
そうした場合、レンジ相場が延長される可能性もあるため、様子見しましょう。

上図のように、ブレイクを見届けた時や、ライン付近に戻ってきて再び反発した時がエントリーのチャンスになります。
また、チャート内の情報だけで、レンジブレイクするかしないかを判断するのが不適切な場合もあります。
外部環境の変化が、レンジ相場を終わらせるきっかけになるケースがあるからです。

市場の開始から時間が経ったり、経済指標などが発表される前は、レンジ相場が発生しやすい時間帯だと先ほど説明しました。
逆に言うと、市場の開始直後や経済指標などが発表された直後は、それまでレンジ相場であっても動きが出てくる可能性があるということです。
そうした外部環境を頭に入れておけば、レンジブレイクする可能性の大小を、あらかじめ織り込んでおけるでしょう。

レンジ端の反発を「逆張り」で迎え撃ち、スキャルピングする

さて、レンジ相場における大きなチャンスはレンジブレイクですが、それは1つのレンジ相場で1回しか使えません。
はまればリターンを得られますが、レンジ相場が終わるまでは何も手出しができなくなります。

レンジ相場でのもう1つの稼ぎ方は、往復する価格の上端と下端を使った逆張りです。
価格が下がってサポートラインに近づいたタイミングで「買い」を仕掛け、価格が上がってレジスタンスラインに近づいたら「売り」を図ります。

赤いポイントで売り、緑のポイントで買うということです。
これを繰り返すことで、小さくても利益を積み上げていけます。

短い時間足では、ラインに接近するペースが数分〜数十分間隔となることもよくあります。
その場合、取引時間的にはデイトレードなどではなく、スキャルピングに相当するでしょう。

このような時間足では、一般的なトレンド相場とは異なり、わずかな時間で上昇と下降が入れ替わってしまいます。
そのため迅速な判断が求められますが、ラインにタッチしてすぐに価格が戻ってしまうこともあるので、手動でさばくのは大変です。
価格を決めて、予約しておく方が良いでしょう。

もちろんレンジがブレイクされる可能性もあるので、ラインの少し外側に損切りを設定するのは必須です。
時には損切りに遭った後、再びレンジ内に戻ってしまうこともあるでしょう。
しかし逆張り手法はレンジの両端で使えるので、利益につながるチャンスが頻繁に訪れます。
多少の失敗は挽回できるのがメリットです。

なお、当社Bitterzでは過度なスキャルピングは推奨していないので、注意してください。

仮想通貨FXのスキャルピング手法のコツ|スキャルピングはおすすめ?

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レンジ相場でトレード時の注意点

ここまでレンジ相場や、そこでの取引方法について解説してきましたが、最後にレンジ相場における注意点をいくつかお伝えしておきましょう。

  1. 時間足が変わるとレンジとトレンドが入れ替わることもある
  2. レンジ相場に向いている人、向いていない人
  3. トレードの見送りも大事

ココがおすすめ

時間足が変わるとレンジとトレンドが入れ替わることもある

レンジ相場もトレンド相場も、一定の時間内での価格の推移を基準にします。

そのため、見ている時間の単位が変わると、同じチャートでもイメージが大きく変わる可能性があることに注意しなければなりません。
言わば、大きなトレンド相場の中には一時的なレンジ相場があり、大きなレンジ相場の中には小さなトレンド相場が含まれているということです。

例えば、先ほどのチャートの30分足と日足でのチャートを比べてみましょう。

上記は一部を30分足で出したものですが、ここだけ見るとトレンド相場に見えるでしょう。
また、下記は日足に広げたものです。

確かに該当部分はレンジ相場になっていますが、全体を見れば上昇トレンドが続いているようにも見えます。

このように時間の幅が変わると、相場の解釈が変わってしまうことは珍しくありません。
そのため他の時間足も確認することで、より環境分析が向上します。

目の前の時間足がトレンド状態に見えても、他の時間足では見事なレンジ相場になっている可能性もあるでしょう。
もしそこでレンジの上端や下端に接近していたら、目の前の時間足ではトレンドに見えても、急反発を受ける可能性が出てきます。

また目の前がレンジ相場でも、他の時間足でトレンド状態になっているケースでは、ブレイクアウトしていく方向が推測しやすくなります。
これは冒頭で説明した「レンジ相場の出現場所」での「トレンドの中段」にも該当する手法です。
大きな時間枠でトレンドが出ている場合、その中段で一時的にレンジ相場に陥っても、やがてまたトレンド方向に戻っていく確率が高くなります。

レンジ相場に向いている人、向いていない人

レンジ相場は手法もさることながら、性格や生活の面で、向いている人と向いていない人に分かれます。

基本的に一回買ったら後は放置し、最後に決済するタイミングだけ考えればいいトレンド相場とは異なり、レンジ相場ではチャートに貼り付く期間が長くなります。
ブレイクアウトを狙うにしても、ライン際の反転を狙うにしても、タイミングが来るのをじっと待つ必要があるからです。
いざタイミングが来ても、相場が期待通りの動きを見せないこともあるため、そうそう目が離せません。

またレンジ内での反復を狙う逆張りでは、ポジションを立てたラインの反対側での決済にも備えなくてはなりません。
決済したら新しいポジションを立てるなど、同じことの繰り返しです。

このようにレンジ相場ではチャートから目が離せないことに加え、方向性が頻繁に切り替わるため、それに合わせて心理面やポジション面も切り替えなくてはなりません。
値動きに心を乱されない強いメンタル、相場を相手にできる自由な時間、そして小さな利益を積み重ねることのできる忍耐強さが求められます。

トレードの見送りも大事

相場の多くはレンジ相場ですから、対応をマスターすれば、それだけチャンスが広がります。
ただしレンジ相場では、先ほどのように一定の適性が必要になり、トレンド相場のように一気に大きくは稼げないという制約があります。

重要なのは、自分にあった取引スタイルで取り組むことです。
例えば使える時間に制約がある場合、その時間内で完結する短い時間足に集中することが考えられます。
あるいは1日程度の違いは無視できるような、中長期の時間軸で相場を見るのも良いでしょう。

エントリーする時は「損小利大」を心がけ、特にレンジブレイクを狙う場合は、大きな勝ちを目指しましょう。
勝てても利幅が取れそうにない場合、リスクと相談して見送る勇気も必要です。

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