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Cフォークとは?チャートへの引き方やトレード手法を解説

FXには様々なテクニカル分析がありますが、「Cフォーク」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
海外では比較的よく使われており、直近のブレイクや反発から将来の価格を予測する手法です。
具体的には、長期の時間軸で2本のトレンドラインをチャートに描き、トレンド転換を狙ってエントリーします。

Cフォーク」は高い精度を誇るとされますが、日本ではまだあまり知られていないと言えるでしょう。
そこでこの記事では「Cフォーク」の形状チャートでの描き方、実際のトレード手法などを詳しくご紹介いたします。

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Cフォークとは

ポイント

「Cフォーク」は正式には「Chuvashov’s Fork(チュヴァショーフのフォーク)」と言います。
ロシア人のトレーダーであるStanislav Chuvashov(スタニスラブ・チュヴァショーフ)氏が考案したチャート分析手法ですが、名前が長く読みにくいこともあり、略して「Cフォーク」と呼ばれるようになりました。
考案者の母国であるロシアでは、人気の手法となっているようです。

その形状は、「フォーク」のように分岐しているように見える、2本のトレンドラインで構成されているのが特徴です。
価格が1本目のトレンドラインを抜けた後、2本目のトレンドラインに対してどう動くかで、その後のトレンドを判断します。

チャートにトレンドラインを引いてはみたものの、アッサリそこを抜かれてしまった、という経験は多くの人にあるでしょう。
そのような場合、実はその後の2本目が効いてCフォークが成立する可能性が少なくありません。
「Cフォーク」を覚えておけば、より多くの局面で勝ちを拾えるかもしれないということです。

基本的な形状

「Cフォーク」は、トレンドに沿った2本のラインで構成されます。
角度の異なるラインが組み合わさることで、二股となったフォークのような形になります。

ポイントになるのは、トレンドの中の「ブレイク」や「反発」です。

例えば、何回かの押し目を繰り返しながらトレンドが伸びている場合、そのラインを下に抜けると、トレンドが転換したように見えるでしょう。
しかしそこから盛り返し、再びトレンド方向に戻ることもよくあります。

そのままライン内に戻せばトレンド継続ですが、反発すればやはり転換の可能性が高まります。
果たしてどちらに行くと判断するのか、あるいはレンジ相場になるのか、難しくなる局面です。

ここで1本目のライン上の反発点から、ブレイク後の反発点にラインを引いてみましょう。
するとこれがサポートラインのように働き、そこを割った時点でいよいよ転換が明確になったことが分かります。

このように、2本目のラインが決め手となって、トレンド転換のタイミングをかなり正確に掴めるのが「Cフォーク」です。
決して難しい手法ではないので、チャート分析での大きな味方になるでしょう。

まとめると、次のようになります。

  • 上昇トレンドの場合、その下で起きた反発を起点に2本目を引く。
  • 下降トレンドの場合、その上で起きた反発を起点に2本目を引く。
  • そして、2本目がブレイクされたら転換が確実になる。

なぜ発生するのか?

Cフォークは、誰もが知っている「トレンドライン」を利用します。
トレンドラインの一般的な使い方と言えば、1本目で判断するのが常識的です。
しかしそうしないのが特徴ですから、ある意味では常識を否定することにもなりますが、そこにはしっかりとした合理性があります。

多くのトレーダーは、チャートに引いたトレンドラインを意識するものです。
そして、価格がラインを割った時点で、トレンドが転換したと判断します。
しかし、そうした判断に確信が持てないトレーダーが多かったり、元のトレンドの勢いが強かったりすると、一気に突き抜けるほどには価格が動きません。

そして実際に反発が生まれると、それと直近の反発点が意識されるようになります。
その結果、新たなブレイクポイントがライン上に生まれる可能性が高くなるのです。

実際のチャートのCフォークの事例

では実際にCフォークが出現しているチャートを、続けて見てみましょう。

上図は、上昇トレンドが終わり、下落に転じた状態です。
ラインを割り込んだ後の反発点に向けて、2本目のラインを引きました。
そこを再度ブレイクした直後に大きく下げています。
また2本目のラインはそのままレジスタンスラインとなり、その後の反発の頭を押さえています。

上図は、下降トレンドの場合のCフォークの例です。

2本目のライン上で何回もブレイクに挑んでいる様子が見て取れます。
そのため、水色の丸の部分だけを使ってラインを引くことも可能です。
しかし実際にラインを引けるのは、アタックを繰り返して実際にブレイクする手前(水色の丸の部分の右端)になるでしょう。

それに対しCフォークでは、最初の反発点(水色の丸の部分の左端)の時点で、すぐにラインを引くことができます。
それにより余裕を持った分析やエントリー準備ができるでしょう。

MT5でCフォークの引き方

ここまでは、Cフォークに関する情報や見方について説明してきました。
次に、実際にCフォークを活用していくための分析手順についてお伝えします。

Cフォークを理解するには、何をおいても、正しいトレンドラインを引くことです。
チャートにトレンドラインを引くのは簡単ですが、引き方を間違ってしまうと、分析も何もありません。

FXの取引ツールには、チャートにラインを引ける機能が付いています。
ここでは世界的に広く使われている、取引プラットフォームのMT5を使い、チャートにラインを引いてみましょう。

  1. 1本目のラインを引いてトレンドを確認する
  2. Cフォーク成立を決める2本目のラインを引く
  3. Cフォークの成立

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1本目のラインを引いてトレンドを確認する

ラインを引くには、描画ツールの「ライン」を選択します。
メニューから選択するか、メニューバーのアイコンをクリックしてください。

チャートの状態を検出し、ラインを自動で形成してくれるツールもありますが、まずは自分の頭で考えましょう。

ツールを選択したら、チャート中の安値同士、または高値同士を探します。
適当な場所をクリックし、そこからドラッグしてラインを引き出してください。

いきなりピタリと合わせることは難しいので、一旦ラインを出してから、ドラッグして位置を調整するのが良いでしょう。
線の色や太さは、ライン上で右クリック>メニューの「プロパティ画面」から変更できます。

ポイントは、上昇トレンドの場合は安値と安値を、下降トレンドの場合は高値と高値を結ぶことです。
これにより、トレンドの方向やブレイクの判断基準が明確になります。

上昇トレンドの場合の高値や、下降トレンドの場合の安値は、基本的に対象としません。
同じ間隔で上下を繰り返す並行チャネルやレンジ相場では、そうしたラインにも意味がありますが、「トレンドの方向を明確にする」目的であれば、優先度が低いからです。

またCフォークは2本のトレンドラインを使うので、それ以外のラインを引くとチャートが複雑にもなってしまうという問題もあります。

ラインとの接点となる価格のポイントは、最低2回、できれば3回あると信頼性が高まります。

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Cフォーク成立を決める2本目のラインを引く

Cフォークが成立するには、1本目のラインがブレイクされることが第一条件です。

どんなトレンドもいつかは終わりますから、いずれ、この条件は満たされるでしょう。
そうなるまでは、トレンドラインをどこまでも延長させて行くことになります。

そしていよいよブレイクを確認できたら、そこから「新たなトレンドライン」を引けるかどうかを確認します。

1本目をブレイクした後の高値や安値を結び、次なるトレンドラインを見つけましょう。
上昇トレンドから下降に転じたならば、安値の反発点に注目します。

ここで条件となるのは、2本目が1本目と同じ方向のトレンドに向くことです。
下記のように逆を向いてしまう場合は、引き方として正確ではありません。

このチャートで2本目を引くなら、次のように引きましょう。

先ほどの例と同じく、伸ばした先で今度はレジスタンスラインとして機能していることも分かります。

Cフォークの成立

最終的に、2本目のトレンドラインをブレイクすると、その時点でCフォークが成立します。
上昇トレンドの場合は、ラインを下抜けするとトレンド転換、下降トレンドならラインを上抜けしたらトレンド転換と見なします。

Cフォークを利用したトレード手法

Cフォークの見方や活用法は先ほど説明した通りですが、実際のトレード手法について、もう少し詳しく見ていきましょう。

  1. エントリーと利確・損切ポイント
  2. ダブル&トリプルボトムやトップを併用する
  3. Cフォークは万能ではない

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エントリーと利確・損切ポイント

エントリーの目安は、2本目のラインをブレイクしたところです。
損切りについては、直近の高値や安値を少し超えた辺りを目安にするのが良いでしょう。
利確の目安は、2本目のトレンドラインの始点が候補です。

そしてCフォークには、もう1つ、エントリーチャンスとなるポイントがあります。
それは、ラインに接触した後ブレイクせず、「反発」したポイントです。

正確にはCフォークとして成立はしていませんが、それを逆手に取った方法となります。
いずれも、安値や高値の更新をきっかけに、価格が大きく動くと考えられるからです。
反発を利用した場合、押し目買いや戻り売りをすることになります。

ダブル&トリプルボトムやトップを併用する

Cフォークはラインブレイクを使った手法なので、タイミングの見極め方はそれほど難しくありません。
しかし判断材料を補強することで、より確信を持ったトレードができるでしょう。

おすすめなのは、同じくトレンド転換のサインとなるチャートパターンを併用することです。
例えばダブルボトムやダブルトップ、あるいはトリプルボトムやトリプルトップなど、根拠となるラインが明確なものがおすすめです。

これらは基準となるラインを抜けると、チャートパターンが成立しなくなってしまいます。
Cフォークと同様、ライン際の攻防で判断ができるので、分析が難しくなりません。

価格がトレンドラインを割り込んでいき、再びトレンドに戻ろうとして元のラインに挑むも突破できず、トレンド転換してしまうというパターンが共通します。

Cフォークは万能ではない

単独のトレンドラインよりも深い考察ができるCフォークですが、万能というわけではありません。
主な注意点としては、下記の2つとなります。

まず、Cフォークが効果を発揮するのは、短期的なトレンド転換の局面です。
長い期間を対象にした分析には向いていません。

具体的には、4時間足や日足では、少し長すぎる傾向があります。
それより短い1時間足や15分足で使った方が、確実性が高まるでしょう。

また、チャートパターンに共通する問題ですが、ダマシを完全に回避することも困難です。
「ラインをブレイクしたと思ったら、元の方向に戻ってしまった」というのがダマシです。
これを避けるためには、ブレイクした瞬間にエントリーするのではなく、少し様子を見てからエントリーするのが効果的です。

ただし、この「元の方向に戻ってしまった」というダマシを逆手に取って、「押し目買いや戻り売り」をするのが先ほどのCフォークの活用法です。

これを1本のトレンドラインのみで行うと、いわゆる「逆張り」となるので、リスクが出ます。
その点、2本のラインを使うCフォークでは、そうした場合でも利確の目標を立てられるなど先が読めます。
やり方次第では勝算が出るでしょう。

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